構内にて

ある暑い日のこと。キャンパス内を歩いていると人だかりが。
何かと思い近寄ってみると、そこにはコアラが。
大学はアデレード郊外の自然豊かなキャンパスなので色々な種類の鳥を見ることが出来ます。
コアラもいるらしいけれど夜行性で昼はほとんど動かないので見つけるのは難しいと聞いていました。
偶然遭遇したこのコアラはすごい勢いで水を飲んでいました。
コアラはあまり水を飲まない動物だと聞いたような気がするのですが。
人間同様暑さにはかなわない、ってことなんでしょうか。

ホスピタリティ精神

昨日書いた「Fridays at the Library」の続編です。
イベントのお手伝いを担当の方と一緒にしました。
展示、会場セッティング、来られる方のための食べ物・飲み物の用意。
最後の食べ物・飲み物の用意、これが一番大切な仕事です!
イベントがあるときはいつも食べ物・飲み物を用意するのか尋ねたところ
「Yes!」とのことでした。ホスピタリティだからそうするのが当然だと。
食べることだけを目的として来る人もいたらしいのですが、「それでも構わない
とにかく来て楽しんで欲しい、来れば誰かと話をするだろうし」とのこと。
イベントに参加する方に行って良かった、と思えるようにすること。
私もその精神を見習わなくては。
とはいえこれだけの食べ物を用意するのは大変・・・。



奥には2本のワインボトルが。
ここアデレードはワインの生産地として有名です。
今回のイベントの開始時間は午後3時半。
アルコールは夜、という日本の常識はここでは通じませんでした。

Fridays at the Library

図書館主催で行う「Fridays at the Library」という一般の方向けのイベントがあります。
2ヶ月に1度行われるこのイベントが11月6日(文字通り金曜日)に行われました。
今回は学内の研究者による「地下水」に関する講演。
専門的な内容でしたが、一般の方々も熱心に聞いておられました。
アデレードを形容する言葉でよく言われるのが「ドライ」という言葉です。
アデレードは暑く、乾燥した土地、それゆえ夏場は水不足になることもあるらしく
昨年の夏は厳しい節水制限があったとのことです。
「庭の花に水やりが出来なくて・・・」と悲しそうに話されていたKさん。
水はアデレードの人々にとって大きな問題のようです。
一般の方が今何の情報を求めているか考えることが企画の上で重要だと感じました。



熱心に聞き入る観衆約70人



手作りの展示。雨粒のディスプレイが好評でした。

改修工事

研修が始まってすぐのこと。12月からCentral Libraryの改修工事が始まることを知りました。
Central Libraryは地上3階、地下1階という構造で、改修が行われるのは地上1階部分のみ。
1階にはメインエントランス、貸出カウンター、レファレンスカウンター、利用者用パソコンがあります。
改修の目玉は1階にカフェをつくること。カフェ?飲食OKなの?と言われそうですが、ここでは(食べ物の種類にもよりますが)飲食OKなのです。オーストラリアでの図書館内飲食事情についてはまた後日書こうと思います。
今回の改修は12月から始まって2月頃終わるとのこと。なので、サンミは改修後を見ることが出来ませんでした。
今月末には改修が終わり新入生を迎えることが出来るようです。(ここでは2月末が学期の始まりです。)
改修後を見ることが出来なかったのはすごく残念でした。


クリスマスまであと1ヶ月となったこの日、
ツリーが貸出カウンターの前に飾られていました。


1週間もしないうちに改修工事が始まりこのような状態に。
ツリーは臨時貸出カウンターへ移動させられました。

帰国報告&アデレードのこと

寒中お見舞い申し上げます。
前回から約1ヶ月たっての更新となってしまいました。
サンミは無事年末にオーストラリアより帰国しました。
真夏から一気に真冬へ。空港へ降り立ったとき、人々がダウンコートを着ていて「ここはスキー場か?」と思ってしまいました。
日本は真冬だから当たり前なんですが。


私が2ヶ月滞在したアデレード南オーストラリア州の州都で人口約110万人。偶然にも広島市と同じくらいです。
大都市というわけではないのですが、交通の便もよく住みやすい都市ではないかと思います。
街の中心部であるCityは道路が碁盤の目状に通っているので、街歩きが容易に出来ます。
以前ブログにも書きましたが11月上旬のアデレードは連日40度だったので街歩きをすることが出来ませんでした。
アデレードはオーストラリアの南に位置しているのでそこまで暑くないだろう、と思っていたのですが考えが甘かったです。帰国して調べたところ(遅い!)最高気温記録は昨年1月の45.7度!40度なんて序の口ですね・・・。


毎日利用したバス。車内はクーラーがきいていて快適でした。
(待っている間は暑くて地獄でしたが)

メリークリスマス

クリスマスイブの今日、サンミは約2か月滞在したオーストラリアを出国します。2か月はあっという間でブログの更新もなかなか出来ませんでした。研修で学んだことはたくさんあるので帰国してもブログの更新は続けていこうと思ってます。他大学図書館公共図書館に見学にも行ったりしましたのでそれについてもお伝えしたいです。
写真はこちらで主に滞在していたFlinders University Sturt Libraryのクリスマスツリーです。ここオーストラリアはクリスマスが近づくと図書館内をデコレーションします。このクリスマスツリーは微妙なバランスで出来ているので、子供たちが近づくたびにひやひやしていました。

2台のモニター

Medical Libraryのインフォメーション・カウンターです。写真の方が図書館員で、利用者は手前の椅子に座ります。2台のモニターには同じ画面が表示されます。(キーボードも2つあります。)私の職場(日本)ではカウンターで質問がある時利用者に見えるようモニターをあっちへ向けたり、こっちへ向けたりしています。加えてキーボードも利用者に打ってもらったり自分で打ったりしていてとても煩雑。私がMedical Libraryにいる間何人かの利用者が質問に来ていました。図書館員の方が画面を表示させ、その後利用者が復習のため自分で画面を操作していました。(データベースの使い方、ホームページからの情報収集の方法の指導でした。)日本では見たことがなかったのでブログに載せました。(オーストラリアでも今のところここ1ヶ所しかまだ見ていません。)